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三家丸 信一

Author:三家丸 信一
香川県高松市で社会保険労務士をやってます。
仕事の事だけじゃなく、趣味や日常なども交えながら(そちらがメインになるかもしれませんが(^_^;))、好き勝手に書き綴ってるブログです!

HPアドレス http://sr-miyamaru.com/

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なんでもかんでも会社の責任か?
こんにちは、社会保険労務士の三家丸です。

先日の事ですが、こんな記事がありました。

東急社員がわいせつ容疑 女性社員を押し倒し、胸触る

 警視庁目黒署は15日、女性の胸を触るなどした強制わいせつの疑いで、東京都目黒区、東急電鉄社員藤原弘文容疑者(33)を逮捕した。同署によると「全く身に覚えがない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は6月30日午前2時ごろ、目黒区のマンションエントランスで帰宅した住人の女性会社員(29)を押し倒し、胸を触るなどした疑い。目黒署によると、遺留物のDNA型が藤原容疑者のものと一致した。

 同署は9月上旬、マンションの防犯カメラの映像を公開。10月上旬、東急電鉄の関係者とみられる人物から「よく似た社員がいるとうわさになっている」との情報提供があり、藤原容疑者が浮上したという。

 東急電鉄は「社員が逮捕されたのは事実。深くおわびします。起訴された場合は厳正に対処します」とコメントした。(共同)



同じような内容で・・・非番の公務員がどこかで悪さをして役所が謝罪・・・とか・・・会社員が帰社途中に悪さをしてその会社が謝罪みたいなのもありますよね・・・。

これらに共通するのは「会社(組織)が謝罪」という部分ですね。

これ・・・ものすごく違和感を感じます。

この記事にしても午前2時の出来事でしょ。会社・・・関係ありませんよね。非番の時も同じく会社は関係ありません。帰社後のプライベートな出来事には使用者責任も発生しません。

それなのに・・・なぜ会社は謝罪するのでしょうか?もちろんその悪さが勤務中の出来事であったり、非番や帰社途中でも仕事に絡んでるような悪さだった場合は謝罪も必要なのかもしれませんが、時間的にも内容的にも会社と全く関係のない完全なプライベートな悪さに対して「深くおわびします」と言われても・・・。

謝ってる担当者も「なんで謝らなくっちゃいけないんだよ!」くらいの気持ちなんじゃないでしょうか?

結局のところ・・・「後で会社責任だなんだと言われたら鬱陶しいから、とりあえず謝まっとけ。」って事ですか?

高度成長期の頃だったら「会社=家族」「会社=ムラ」だったでしょうから、いくらプライベートな出来事でも会社が社員の全責任を背負うくらいの気概があったでしょうが、平成に入って久しい今の世の中では・・・こんな謝罪が逆にウソくさく感じてしまうのは私だけでしょうか?








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雑感 | 08:01:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
年次有給休暇
こんにちは、社会保険労務士の三家丸です。

今日は「年次有給休暇」につきまして・・・。

まずは↓から・・・。

10月は「年次有給休暇 取得促進月間」 だそうです。

有給休暇・・・取られてますか?ご存じの方も多いと思いますが、有給は入社して半年経てば10日の権利を与えられます(ザックリとした説明ですよ)。そこから1年経てば今度は11日。そんな感じで年に1日ずつ増えていき、3年半からは年に2日ずつ増えて、最終的には年に20日の権利取得となります。

加えて有給は1年だけ前年余りの持ち越しが可能です(携帯電話の持ち越しと同じです)。つまり、前年余りが5日で今年付与が12日だとすると、今年使えるのは17日という事ですね。ただし持ち越しは1年だけで、その前の年の余りは消滅してしまいます。

有給の最高は20日なので、全然使わないと前年の20日と今年の20日で合計40日がマックスとなりますね。

そんな有給ですが・・・平成24年の取得率は全国平均で47.1%らしいです。多いと思うか少ないと思うかは・・・あなた次第。



さて、ここからは社会保険労務士というより三家丸個人の私見であります・・・。

私の素直な感想・・・そもそも今の時代・・・有給制度はそんなに必要なのか???

有給休暇制度は戦後間もない昭和22年に制定されたものです。確かにその頃は労働時間厳守なんて概念はないでしょうし、労働環境もひどいものだったでしょう。だから労働者の権利としてリフレッシュが目的の有給休暇を与えるというのも納得です。

それから週48時間の労働時間制が定着・・・それでもまだ月~土曜まで仕事してたわけですから有給休暇もわかります。

ですが今の世の中・・・週40時間制が定着し、1日8時間労働の会社なら年間105日の休日の権利が与えられているわけですよ。105日と言ったらほぼ3.5日に1日のお休みです。加えて祭日もたくさん増えて105日プラス祭日がお休みという会社もある時代です。こんな状態で更なるリフレッシュの休み(の権利)が必要なんでしょうか?

これは一般論ですからそれ以外の待遇の会社があるというのは理解してますが、労働者の権利として国が法律でわざわざリフレッシュ用の休みを制定する意味が今の時代のあるのか???

それと、中小企業(というか、小企業)に監督官が調査に入った時に必ず言うんです。「有休取得率が悪い」と。

従業員が10名くらいの会社で全員が月に1日ずつ有給を取ると(1人につき年間12日ですね)、月の労働日数の約半分は9人で仕事するようになるんですよ!年間でのべ100日ですよ!そりゃ従業員が100人もいたら少々休んでも仕事に支障はないでしょうけど、10人未満の会社で1人いなくなったら時の残り9人の負担は相当なもんですよ!5人の会社ならどうします?

もちろん病気や家庭の行事でお休みする事はあるでしょう。それは当然の権利として有給を使用したら良いと思います。だけど、取得率が低いからとか、法律で決まってるからとかで無理矢理休ませる余力が今の小企業にはあるのでしょうか???

立場が違えば色んな意見があるとは思いますが・・・最初に言いましたようにこれは三家丸個人の意見です。社会保険労務士としてみれば有給休暇という法律があるわけですからそれに従うのは当然の事・・・ではありますが・・・。イマイチ時代にフィットしてないような気がしてなりません。

誤解のないように言っておきますがあくまで「制度として必要なのか?」というお話であって、「労働者は有給を取るな!」と言っているのではありませんよ。制度がある以上、労働者は堂々とその権利を行使したら良いと思います。

日本という国は本当に良い国で、会社と労働者が「あ・うんの呼吸」でお互いに持ちつ持たれつでやってきた経緯があるわけです。お休みもそうですね。それを「法律」という大義名分によって微妙なバランスを崩すという事が有給制度以外にもたくさんあります。

問題提起したり、悪いところを法律で是正することはもちろん大切ですが・・・もう少し「あ・うんの呼吸」を信用しても良いんじゃないかと・・・思ったりもします。

長文失礼しましたm(_ _)m。



雑感 | 08:43:50 | トラックバック(0) | コメント(0)