2014-03-13 Thu
みなさん、こんにちは。社会保険労務士の三家丸です。今回は協会けんぽの介護保険料率変更のお知らせです。
まず最初におさらいですが・・・介護保険料は被保険者が40才になった月から発生し(第2号被保険者)、65才になる前の月まで給与から天引きされます。65才になったら原則年金からの天引きに変更(第1号被保険者)されます。
給与明細からの天引きの仕方ですが、「健康保険・介護保険」と分けてる場合もありますし、健康保険と介護保険を一纏めにして「健康保険」として引かれている場合があります。40才以上の方は、一度ご自分の明細書をお確かめください。
その介護保険ですが、ほぼ毎年3月に変更されてます。もちろん上がる方にですが・・・(T_T)。ただ、去年は健康保険とともに変更はありませんでした。つまり2年ぶりの変更という事になります。
協会けんぽの場合の料率は以下の通りです。
~H26.2 1.55% → H26.3~ 1.72%
上記金額は会社負担と本人負担の合計ですので、被保険者から控除する率は
H26.3~ 0.86% となりますね。
ちなみに、社会保険料の給与からの天引きは変更月の翌月からになりますので、4月に支払う給与からの変更となります。
参考までに、給与30万の人の介護保険料は30万×0.86%=2,580円です。
もう一つ参考ですが、5年前の平成21年3月からの介護保険料率は1.19%でした。本人負担は0.595%ですね。同じく給与30万の人に当てはめてみますと・・・30万×0.595%=1,785円でした。現在との差額は795円です。1年では9,540円ですね。この金額を多いと思うか少ないと思うかはあなた次第・・・。
介護保険料率は健康保険や厚生年金保険に比べて少ないですからあんまり話題にものぼりませんが、ほぼ毎年確実に上がってるんだという認識だけはお忘れ無きように・・・。
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